肝臓移植で存命率が高くなった
 以前は、胆道閉鎖症などの肝疾患は、手術でも改善しなかったり、成長に伴って合併症などが頻繁に出てきて、長く生きられませんでした。しかし、肝移植という治療方法が開発されてからは、現在では高い存命率となっております。ここでは主に「生体肝移植」について、紹介します。

 患者の治療は主治医とよくご相談ください。

肝臓移植とは

肝臓移植とは

肝移植.png

 肝臓移植は病気になった肝臓を取り出し、健康な肝臓と取り替えることです。肝臓移植には、脳死のドナーから肝臓を移植する「脳死肝移植」と、健康なドナーの肝臓の一部を移植する「生体部分肝移植」があります。日本では、年間行われる肝臓移植の九割以上が「生体肝移植」です。また、肝臓移植の年間症例数の三割前後が18才以下の小児に対するものです。小児肝移植の年間症例数の6〜7割が、胆道閉鎖症の子どもに対するものです。

日本の肝移植数の推移1989−2013.jpg
▲【出典】独立行政法人国立成育医療研究センター臓器移植センター
http://www.ncchd.go.jp/hospital/section/special/transplant_surgery/cases.html

肝臓移植って違いがあるの?

肝臓移植って違いがあるの?

 肝移植治療は、どなたが肝臓を提供するかによって、死体(脳死・心停止)肝移植と生体肝移植があります。日本国内では2010年末までに6000件をこえる肝移植手術が行われていますが、その9割以上が生体肝移植です。(出典:日本肝移植研究会、肝移植症例登録報告より:【移植】2010; Vol.46:524-536)
 また、日本国内ではおよそ50施設で生体肝移植の経験を持っていますが、一定の技術水準を維持するのに必要な、年間24-25例以上の経験を維持している施設は 1割程度と言われています。つまり肝移植による治療を選ぶ時は、医療施設の選択が重要になります。

ドナーとは?レシピエントとは?

ドナーとは何ですか?レシピエントとは何ですか?

 ドナーとは臓器移植の提供者のことをいいます。また、レシピエントとは、臓器移植を受けた者のことをいいます。

生体肝移植のドナーになれる条件

生体肝移植のドナーになれる条件

(原則としての条件です・医療施設によって違いがあります)

・依頼されたり、強制されたりしたのではなく、自発的に提供を決めた。
・20歳から60歳までの成人で、心身共に健康で大きな病気をもっていない。
・肝臓に異常(肝機能、肝臓の大きさや血管の構造、肝炎ウイルスの感染、脂肪肝)がない。
・血液型か一致あるいは適合(A型/B型→AB型、O型→A型/B型/AB型)が望ましい。(最近は臨床研究の発展により血液型不適合でも可能になっています。)
・レシピエント(提供を受ける人)から見て、四親等以内の血族(いとこまで)か二親等以内の姻族(配偶者の兄弟姉妹まで)。(医療施設によっては、二親等、三親等までというところもあります。)

 上記の条件を満たしているかどうか確認するため、血液検査・尿検査・レントゲン・心電図・肺機能(肺活量)・超音波(エコー)・CTなどの諸検査や精神科医との面談が行われます。

移植手術までの流れ

移植手術までの流れ

・移植専門の医師から移植治療全般について説明を受け、家族内で移植について話し合い考える時間を持ちます。
・医師、移植コーディネーターが、移植治療を受けるかどうか意思の確認をします。
・レシピエント(肝臓の提供を受ける人)、ドナー(提供する人)とそれぞれ必要な検査を受けます。
・ドナーは第三者と面談をして提供の意思を再確認します。
・院内の倫理委員会(または適応判定委員会)で審査され、承認されると移植手術の準備に入ります。
・手術までの間、ドナーになる方は、禁酒・禁煙を行い、規則正しい生活を心がけるとともに、運動をしたり、食事のカロリーを抑えるなどの工夫が必要です。レシピエントは主治医の指示に従います。
・移植手術は15時間前後、長い場合は24時間を越えることもある大手術です。(ドナーの手術は先に終了します。)

ドナーの手術はどんな流れですか?

ドナーの手術はどんな流れですか?

 病院によって多少の違いはありますが、概ね下記のような流れです。

(1)ドナーと確定したら、禁酒・禁煙します。

 禁酒はもちろん肝臓のためでありますが、禁煙は術後の肺機能に影響があります。喫煙は、術後に思わぬ呼吸器のトラブルが起きかねないので、厳禁です。

(2)前日に入院します。

 手術日の前日から入院します。麻酔や手術の説明などを受けます。就寝前に下剤を飲み、お腹の中をきれいにします。

(3)レシピエントとほぼ同じ時間に手術室に入ります。

 ドナーもレシピエントとほぼ同じ時間に手術室に入ります。病室で病衣に着替えて、車椅子やストレッチャーで手術室に向かうこともあります。

(4)麻酔をする前に本人確認します。

 麻酔をする前に、必ず本人確認をします。手術台にあがると、まずは背中に局部麻酔を打ちます。局部麻酔をしてから、硬膜外麻酔の準備をし、全身麻酔になります。

(5)開腹は逆T字型や、逆L字型が多いです。

 肝臓は肋骨の下あたりに位置しています。その為、開腹は胸の中央より下に逆T字型や逆L字型が多いようです。一部の病院では、切り取る肝臓の大きさが小さければ、一本線で済むところもあります。術式については、術前に説明されます。

(6)ドナーの手術時間は概ね10時間前後です。

 一概には言えませんが、ドナーの肝臓摘出手術は概ね10時間前後が多いようです。朝手術が始まると、大体夕方にはドナーの手術が終わり、ICUに戻ってくることが多いです。

ドナーの術後はどんな感じでしょうか?

ドナーの術後はどんな感じでしょうか?

ドナーとなる方の年齢、体力にもよりますが、提供した肝臓の大きさによって、回復度が違うことがあります。

 乳幼児、特に赤ちゃんに肝臓を提供した場合、肝臓の一番小さい「外側区域」という部分を提供することが多いので、ドナーの負担は小さくなります。体格の大きい幼児、学童に提供する場合、肝臓の左葉と言う部分を提供することとなり、これは全肝臓の30%ほどだそうです。その為、ドナーが回復するのも時間がかかります。

(1)手術当日はICUで一晩過ごします。

 麻酔から覚めると人によっては、痛みを感じます。お腹の傷よりも肩に痛みを感じる方もおられます。これは、お腹を開けた時に、肋骨を長時間持ち上げたことで痛みを感じているのだそうです。痛み止めをいれてもらえますが、ICUでの一晩は経験者によれば痛みなどで朦朧としていることが多いです。また、ICUにいる間は、食事は禁止で、水分摂取も制限されます。

(2)大きな問題がなければ翌日に病棟へ戻ります。 

 ICUでの一晩の経過観察で、特に大きな問題がなければ翌日に病棟へ戻ります。水分はとれますが、食事に関しては主治医の許可が出れば始められます。最初は軽いお粥などから始まります。

(3)シャワーが浴びられるようになります。

 医師の許可が出れば、数日内にシャワーが浴びられるようになります。手術創はテープで止めてあるのでお湯が入ることはありません。

(4)なるべく早い段階で身を起こし、ベッドから下りて歩行をしましょう。

 手術後は早い段階で身体を動かすように促されます。これは癒着を防ぐ意味があるそうです。最初はベッド周りを一周するにも脂汗が出ますが、徐々に身体は慣れていきます。

(5)女性ドナーは生理日に気をつけましょう。

 手術日と生理日について、重なったり、手術日直後に来る可能性がある時は、移植コーディネーターに相談してみましょう。また、術後の生理は肝臓の機能が回復していないため、貧血がひどくなるなど普段とは違う可能性もあります。無理をせず、身体を休めましょう。

(6)術後は休息を心がけましょう。

 ドナー、特に母親がドナーの場合、子どものことが気になり、自分の休息を忘れがちです。この時期に無理をし過ぎてしまうと、回復に響くこともありえますので、できるだドナー自身も休息を心がけましょう。

ドナーになれませんでした…

ドナーになれませんでした…

ドナーになれないのは、医学的な理由が主です。自分を必要以上に責めるのはやめましょう。ドナーのサポートもとても重要です。

 ドナーになれないのは、医学的な理由が主です。子どもの命を救うためにドナーになりたい気持ちはわかりますが、なれない場合は自分を必要以上に責めるのはやめましょう。ドナーになれなかった場合、多くの母親が自分を責めたり、落ち込んだりしますが、ドナーをサポートするのもとても大切です。移植というのは、子どもとドナーだけでなく、家族の支えがとても大切です。医療者がチームで移植に取り組んでいるのと同じように、患者側も家族で移植を乗り越えましょう。

パパドナーへ

パパドナーへ

パパドナーも術前の不安や心配事などは、家族や移植コーディネーターさんに話しましょう。

 日本では生体肝移植がメインですが、小児の生体肝移植では母親がドナーになることは事実多いです。母親がドナーの場合、女性の特性なのか?同じママドナーから情報を仕入れたり、家族に不安をこぼしたりで意外と知らずにストレスを上手に解消することがあります。しかし、パパドナーは周りに経験者が少ないことや、術前まで仕事に忙しかったりで、事前に経験者の話を聞いて、十分に情報を入手していたり、自分の不安や疑問を相談できずに、無意識的にストレスをためこむ傾向が多いように感じられます。
 ドナーになることに対して、不安になるのは男性も女性も変わりありません。仕事への復帰や、今後の自分の身体について心配なことは、できるだけ家族や移植コーディネーターに相談してみましょう。お話をするだけでも、違うかもしれません。
 ママも目の前の子どものことで頭がいっぱいとは思いますが、ドナーになるパパさんの気持ちもできるだけケアしてあげましょう。 

入院期間はどれくらい?

入院期間はどれくらいでしょうか?

 レシピエントは術後1~2ヶ月間、ドナーは10日~2週間という場合が多いですが、病状によっては数ヶ月以上の入院が必要な場合もあります。我が子に提供したお母さんであっても、退院後一定期間静養すればお子さんの付き添いも可能です。

手術の合併症は何が有るの?(レシピエント編)

手術の合併症は何が有るの?(レシピエント編)

・手術に伴うもの
 手術箇所(肝動脈・肝静脈・門脈・胆管)から出血したり、逆につまってしまう(血栓ができる)ことがおきます。  また、腹膜炎をおこして、再開腹が必要になる場合があります。
・拒絶反応
 体の免疫という仕組みが、移植された臓器を異物とみなして排除しようとする働きです。 急性拒絶反応と慢性拒絶反応に分けられ、前者は薬の増量や点滴による薬の大量投与で対処できます。後者は薬での効果がなければ、再移植の必要も出てきます。
・感染症
 もともと肝臓を病んでいたこと、術前の栄養状態が宜しくないこと、手術後の体力低下、免疫抑制剤の投与などの理由により体の抵抗力が低下しているため、感染症に罹りやすくなります。抗生剤や抗真菌剤、抗ウイルス剤の投与、免疫抑制剤の減量などで対処します。

手術の合併症は何が有るの?(ドナー編)

手術の合併症は何が有るの?(ドナー編)

・肺塞栓・胆汁の漏れ・発熱・肝機能障害・胃のもたれ・傷の痛みや治癒不良などをおこす事があります。
・長期の合併症として、傷のひきつれや傷付近の感覚のマヒ、傷のケロイド化、疲れやすい、腹部の膨満感や違和感などが報告されています。

拒絶反応と免疫抑制

拒絶反応と免疫抑制

sign.png

 肝臓移植すれば、病気が治り、身体は元気になれます。しかし、元は言えば他人の臓器ですので、身体の免疫システムに肝臓は異物と見なされ、攻撃されます。これが「拒絶反応」です。拒絶反応が起きると、最悪の場合は肝臓がダメになってしまいます。
 拒絶反応が起きないようにするため、「免疫抑制剤」というお薬を服用し、免疫を抑えます。これを「免疫抑制」と言います。免疫が抑制されると、拒絶反応は起こりにくくなりますが、身体の抵抗力が低下するので、感染しやすくなります。水ぼうそう・おたふく・風しん・麻疹・インフルエンザなどでは、感染してしまうと「重症化」することもあります。

医療費はどれくらいかかるの?(レシピエント編)

生体肝移植の医療費はどれくらいかかるの?(レシピエント編)

(生体肝移植に関係する医療費です。脳死移植についてはまた別途かかります)

【レシピエント】
 現在は、胆道閉鎖症、アラジール症候群、バッドキアリー症候群、先天性代謝性肝疾患、肝硬変症、劇症肝炎など、多くの肝臓疾患に対する移植治療が保険診療対象となっています。保険適応の疾患であれば、小児慢性特定疾患医療や育成医療、特定疾患医療などの公費制度を利用する事ができます。乳幼児の場合、乳幼児医療助成などを合わせれば無償に近い費用で、移植手術を受けられる場合もあります。
 保険適応でない場合は、平均して一千万円程度、症状によって数百万円~数千万円の費用がかかります。

医療費はどれくらいかかるの?(ドナー編)

生体肝移植の医療費はどれくらいかかるの?(ドナー編)

【ドナー】
 医療費はレシピエントに請求されますが、術後の一定期間を過ぎると(通常1ヶ月程度)ドナー本人の保険診療に切り替わります。尚、ドナー検査を受けた人が実際にドナーにならなかった場合は、検査費用が全額自己負担になります。(検査項目によりますが、概ね10万円程度かかります。)例として、移植手術が何らかの理由によって中止になった場合、複数の人がドナー検査を受けた場合などが当てはまります。
 移植手術のできる施設は限られているため、遠方まで治療に行かなくてはならない場合も多いです。 そのため医療費は助成されても、付き添いの方の交通費や滞在費、退院後の通院に伴う交通費などの出費がかさむ場合があります。ある程度のまとまったお金の準備は必要です。

 移植治療は手術までが50%、その後が50%と言われます。手術が成功したその後も気を抜く事のできない難しい治療法です。レシピエントとドナー本人だけでは、とうてい乗り越えることはできません。ご家族や身内の方、周りの方にも治療について知ってもらい、なるべく多くの協力者を得る事が大切です。

赤ちゃんの肝臓移植はなぜ体重が多い方がいいの?

赤ちゃんの肝臓移植はなぜ体重が多い方がいいの?

赤ちゃんの肝臓移植は7kgが望ましいと言われております。

 胆道閉鎖症で肝臓移植をされた方の経験談や、医師からの解説で、「体重が多い方がいい」と聞いたことがあるかと思います。これには理由があります。
 肝臓は身体の中では一番大きい臓器です。大体体重の3%がその人の肝臓の重さと言われております。60kgの大人であれば、肝臓はおよそ1.8kgあるという計算です。体重が増えると、肝臓に脂肪がつきはじめ、「脂肪肝」と呼ばれる状態になります。ダイエットすると肝臓も相対的に脂肪が落ちたり、小さくなったりします。
 肝臓は解剖学的にいくつかの部分に分割できます。肝臓は再生もできるので、(1)分割できる(2)再生するという特質を活かして、(脳死移植が少ない)日本では生体肝移植という医療が発達してきました。
 赤ちゃんに生体肝移植する場合、大抵は親(大人)がドナーとなります。60kg前後の大人の肝臓であれば、1.8kg前後ある計算です。この大人の肝臓の一番小さい部分を「外側区域」といいますが、この部分は肝臓全体のおよそ1/4と言われております。18kg*1/4という計算でいけば、450g前後ということです。移植する際に、移植する肝臓(ドラフト)は、レシピエントの体格の0.7〜5%がベストと言われております。大きくても入りきらない・血流が回らずに組織が壊死するなどの問題があり、また小さすぎると十分に身体に対しての機能を発揮できません。
 手術というものは、どんな手術にも言えますが、「人の手が加えられるほど、リスクが上がる」ということがあります。大人の提供する肝臓になるべく手を加えずに移植するためには、こうした平均から考えると450g前後の肝臓が入る体格は、7kgぐらいあることが望ましい訳です。(7000g*0.7%=490g)そのため、赤ちゃんが移植するには出来るだけ体重がある方が望ましいと言われております。
 しかし、これは必ずしも絶対というわけではなく、少し大きめであれば筋膜を閉じない縫合をしたり、肝臓自体を外側区域でももうちょっと小さくリサイズ(トリミング)して移植する施設もあります。リスクがそれなりに上がる部分もありますが、移植医の方で慎重に評価してくださっていると思いますので、医師の説明をよく聞いてください。

学童期・思春期の肝臓移植は赤ちゃんの場合とどう違うの?

学童期・思春期の肝臓移植は赤ちゃんの場合とどう違うの?

一番大きな違いは移植される肝臓の大きさです。

 学童期・思春期となるとお子さんの体格が大きくなります。肝臓移植では、レシピエントの体重の0.7〜5%の肝臓が必要と言われております。そのため、移植となった場合は、赤ちゃんの時に移植するよりも必要とされる肝臓の大きさは大きくなります。肝臓の解剖学的で言うと、左葉と呼ばれる部分か、大きな体格のお子さんは右葉という部分の肝臓を移植することになります。左葉は大体肝臓の1/3で、右葉となると肝臓全体の2/3を占めます。これまでの経験から、ドナーには30%以上の肝臓を残せば安全と言われております。しかし、肝臓の右葉が極端に左葉より大きい場合は、そのドナーからの提供は医学的にできない場合があります。
 また、赤ちゃんの場合に比べて、提供する肝臓が大きいことで、手術の時間が長くなったり、ドナーの回復に時間がかかります。生体肝移植の絶対的な大前提は「ドナーの安全」です。
 ほかにも、学童期・思春期に移植することで、患児本人の心理的な問題や学業・学校の問題があります。

胆・肝・膵についてわかりやすく解説している動画

こちらでは胆のう・肝臓・膵臓についてわかりやすく解説しています。

 こちらは、看護師のための「のほほん解剖生理学♪」の講義アニメです。喩えがとってもわかりやすいです。「肝臓胆嚢膵臓」は第18話です。勉強のためなら無料で使用してよろしいそうです。

【参考】のほほん解剖生理学♪

移植施設について

移植施設について

 日本国内ではおよそ50施設で生体肝移植の経験を持っていますが、一定の技術水準を維持するのに必要な、年間24-25例以上の経験を維持している施設は1割程度と言われています。つまり肝移植による治療を選ぶ時は、医療施設の選択が重要になります。

【参考】肝移植研究会施設会員
(小児肝移植を行なっているとは限りません)

 小児肝移植については、国内では
◎東京都世田谷区の国立成育医療研究センター
◎東京都新宿区の慶応大学医学部附属病院
◎栃木県の自治医科大学
◎名古屋の名古屋大学医学部附属病院
◎京都府の京都大学医学部附属病院
◎大阪の大阪大学医学部附属病院
◎九州の熊本大学医学部附属病院
◎九州の九州大学病院
などが小児肝移植の症例数も多く、優秀な実績があります。

HOME > 肝臓移植 > 基礎知識

ページトップへ